INTERVIEW
インタビュー詳細

SPOT
ティーチングアシスタント
中野 里穂

プロフィール

編集者ではなく
伴走者として受講生に寄り添う仕事

フリーライターの中野里穂さんは、Webメディアでのライティング・編集のほか、SHEでライターコースのティーチングアシスタントを勤めています。メインの仕事は、SHEメイト*さんが提出した課題の添削。フリーライターの彼女が、この仕事を選んだ理由は何だったのでしょうか?SHEで働く魅力を伺いました。
*SHEメイトとは、SHEの受講生のこと

ライターの価値を底上げしたい

私自身、営業職を経て未経験からライターになった経緯を持っているんです。幸運なことにライターに転身した直後、ほとんど経験がない私と根気強く向き合ってくれる編集者に出会うことができました。そのおかげで、現在フリーライターとしてさまざまなメディアで執筆させていただけています。

一方、世の中には育成をほとんどされないまま執筆を任されてしまうライターもいるんですよね。どうやってスキル・価値をあげていいかわからず、ライターとしてのキャリアアップにすごく苦労している方が多い印象を受けます。

ライターとしての自分の価値を信じられない人が多いと、安い単価の仕事を受け続ける「消耗する働き方」につながってしまいます。そして「あまりにも安い価格で案件を受けるライター」が増えればライターの市場価値も当然あがらず、業界全体が悪い方向に行ってしまうのではと感じています。

SHEのライターコースでは、ライターを志す人たちに伴走して、卒業後に正しくスタートを切れる環境を提供しています。SHEでライティングを学んだ人たちがプライドを持ってライターのキャリアをスタートさせることは、業界全体の底上げにも繋がるはず。そのお手伝いができればと思い、ティーチングアシスタントとしてジョインすることを決めました。

ティーチングアシスタントは編集者ではなく伴走者

現在は主にSHEメイトさんが提出した課題の添削と、新人のティ―チングアシスタントの育成を担当しています。

SHEのライターコースでは7回の課題の提出があり、課題ごとにティーチングアシスタントが添削をしています。プロのライターと一緒により良い作品を作っていく編集者とは違い、右も左も分からない初心者に伴走し、スタート地点まで引き上げるのがティーチングアシスタントの役目。受講生にはライティングのルールも学んでほしいけど、まずは「書くって楽しい!」と思ってもらいたいんです。

誰かに自分の書いた文章を見せるのは、とても勇気がいりますよね。だから、私たちティーチングアシスタントは彼女たちに寄り添う存在でありたい。SHEメイトさんがどんな気持ちで課題を提出しているのか、常に想像しながら添削するように心掛けています。

未経験の人が書いた文章にも、良いところは必ずあります。添削では、良かった点の伸ばし方と、次につながるアドバイスを盛り込むようにしています。自分の想いを上手く文字にできなくて悩んでいた受講生が、回数を重ねるごとにめきめき力をつけていく姿を見ると、私自身のモチベーションもあがります。

最近では卒業生がライターとして活躍している姿を見かける場面も増えてきて、誇らしく思いますね。

熱量が高い人たちが集まる場所

働く人も、SHEメイトさんも、SHEに関わる人みんな熱量が高いのがSHEの魅力だと思います。

たとえば、SHEメイトさんの書いた文章からは私もパワーをもらえるんです。ライターコースでは最初に「私がライティングを学びたい理由」をテーマに執筆してもらうのですが、どれもこれも熱い想いが込められていて。朝一で課題を添削をして、元気をチャージしています。

一緒に働くメンバーも魅力のひとつ。完全オンラインで働く時間も自由なので、孤独に感じる場面もあるかと思いきや、SHEではまったくそんなことがないんです。

スポットで働くスタッフにもチームの状況を伝えてくれるし、オンライン上でティーチングアシスタント同士で気軽に相談し会える場もある。雇用形態に関係なく、働くメンバーが全員一丸となって支え合う文化があります。

ティーチングアシスタントは、好きな場所で好きな時間に働けます。それだけでも十分魅力だと思っていたのですが、SHEメイトさんからも一緒に働くメンバーからも良い刺激をもらえていて、働く環境としてはとても満足していますね。

心地よさと成功を両立させたい

「心地よい場所を追及し続ける」が今後の目標です。

営業職として働いていたころ「会社ってこういうものだから」「理不尽なことに耐えるのが大人だから」と思い込んで、自分を押し殺していました。

でも、フリーライターになっていろんな価値観の人たちと出会うなかで、自分の心地いいと思う生き方を選んでもいいんだと気付けたんです。いろんな価値観・考えを「個性」として認め合うSHEの文化にも救われました。

私自身これからも心地よさを追及していきたいし、周囲でまだ「こうすべき」の呪縛に囚われている人がいたら手を差し伸べられるよう、自分自身のキャパシティを広げていきたいです。

ONEDAY
社員の一日

  1. ~10:00
    始業までの過ごし方
    良い仕事は良い朝ごはんから!しっかりめに食べ、「今日もやるぞ!」の気持ちを高めています。完全在宅なですが、パジャマからは着替え、楽な服装で作業に臨むことが多いです。
  2. 10:00~12:00
    AM業務内容
    SHEのお仕事は、会員さんの熱量や元気が伝わってくるものばかり。自分のエネルギーになるので、朝イチに。SHEの仕事の後は、自分が「書く側」に、ライターとして原稿執筆の仕事もします。
  3. 12:00~13:00
    昼休憩やランチ、談笑など
    散歩に出かけてリフレッシュ。1日中デスクワークなので、昼休みを利用して意識的に身体を動かすようにしています。散歩の途中で見つけた「これ素敵!」は、原稿のアイディアに!
  4. 13:00~15:00
    PM業務内容
    複数のプロジェクトのメンバーと1on1。プロジェクトによって1on1を「する側」、「される側」どちらにもなります。関わるチームによって自分の役割が変わるのも、フリーランスの面白いところ。
  5. 15:00~18:00
    PM業務内容
    チームでの進捗確認や、クライアントさんとの打ち合わせ、執筆作業。ときには「書く」を中断し、SNSなどでの情報収集に時間を割くこともあります。
  6. 18:00~19:00
    1日の終わり方
    疲れが出てくる夕方は、一度お仕事をストップして家事に専念。料理、洗濯、部屋の片づけなどをを通して自然に身体を動かせるので、リフレッシュにもなります!
  7. 19:00~
    就業後の過ごし方
    もう一踏ん張り!文字起こしなどの軽めのタスクをこなして、明日の自分を助けています。その後は自由時間!マンガ、動画、読書、ピアノなど好きなことに時間を使います。