勇気を出して一歩を踏み出した人のサポートがしたい

「Webデザインを学び始めたけど、何が分からないのかも分からなくて先に進めない……。」

そんな人たちを応援したいと思って、SHEで講師をしています。

私は大学生のときにWebデザインを独学で学び始めたのですが、最初はそれこそ「分からないことが分からない」状態でした。通っていた大学が美大じゃないこともあり、周りにデザインのことを相談できる人がおらず……。これまでを振り返っても、学び始めが一番苦労した時期だったと思います。

勇気を出して一歩を踏み出したのに、歩き方がわからなくて前に進めない人がたくさんいる。未経験から悩みもがきながらWebデザイナーとしてキャリアを築いてきた私だからこそ、伝えられる歩き方があるんじゃないかと思ったんです。

SHEメイト*さんの未来に繋がるコミュニケーションを心掛ける

SHEでは、Webデザインのもくもく会の講師を担当しています。

もくもく会とは、参加するSHEメイトさんがそれぞれ質問を持ち寄って、講師がその疑問を解消していく場のこと。質問に回答するときは具体的な解決策を提示しつつ、次回同じような問題に直面したときに自力で解決するためのヒントも一緒に添えるようにしています。

たとえば、入力したコードが正しく反映されず困っているSHEメイトさんがいたら……。入力が誤っている箇所を確認し修正方法を案内するだけでなく、エラーの検証方法や、解決策を自力で見つけるための検索の仕方も一緒にお伝えします。

もくもく会に参加したSHEメイトさんたちが、私とのやりとりを通して少しずつステップアップしていけるようなコミュニケーションを心掛けているんです。

ちなみに、もくもく会にはオンラインとオフラインがあり、どちらを担当するかは講師の希望にあわせてくれます。

私はSHEの講師以外にもいくつか副業をしているので、移動時間がなくどこからでも参加可能なオンラインもくもく会を担当。対面の方がコミュニケーションがとりやすいからと、オフラインのもくもく会を好む講師もいますね。

講師デビューに向けた研修制度も手厚く、デビューした後も困ったことがあると気軽に相談できる環境があるので、講師業が初めての人でも安心して始められます。

*SHEメイトとは、SHEの受講生のこと

褒め合う文化がSHE全体に伝播している

SHEでWebデザイン講師をする魅力はたくさんあります！

特に素敵だなと感じているのは、褒め合う文化がSHEの内部だけでなくSHEメイトさん達にも伝播しているところ。SHEで働く人たちは、本当褒め上手な人ばかりなんです。人の良いところを見つける天才が大勢います。

その文化は、正社員だけでなく私のようにスポットで働く講師にも根付いていて。SHEの講師はみんな、SHEメイトさんにフィードバックするときに、まず良い点をどんどん伝えるようにしています。

その影響もあってか、SHEメイトさんたちのデザインに対する熱量は本当に高い！毎日のようにもくもく会に参加してくれる人も少なくありません。そんなSHEメイトさんたちを見ていると、私たち講師も負けていられない！という気持ちになりますね。

そのほかにも、

・講師の仕事は週に1回1時間から入ることができるので、ライフスタイルを大きくかえることなく始められる

・オンラインもくもく会はテキストコミュニケーションが中心。文章力が鍛えられ、本業の資料作成に活かせている

といった魅力も感じています。

SHEメイトの価値も、講師の価値も最大化したい

いつか、SHEでWebデザイナーのキャリア相談会をしてみたいです。

デザイナーの働き方は多種多様。選択肢が多いからこそ、どんなスタイルが自分にあっているのか、そもそもどんなキャリアの築き方があるのか分からず、困っている人が多い印象があります。

私は、Webデザイナーとしてベンチャー起業でも大企業でも働いた経験があるし、本業とは別に個人で案件を受注した経験もあります。

いろんな働き方を経験してきた私だからこそ、ひとりひとりにあったアドバイスができるはず。ライフスタイルや価値観にあった働き方が実現すれば、努力して手に入れたスキルを最大限発揮できるようになると思うんです。

SHEはスポットで働くスタッフにもやりたいこと、叶えたいことを聞いてくれる文化があります。実際に、スタッフの提案から生まれたイベントもたくさんあるんです！キャリア相談会もいつか企画したいですね。

「SHEメイトさんたちが自分の価値を最大化していけるように、私は講師としての自分の価値を最大化していこう。」

そんな気持ちで日々SHEメイトさんたちと向き合っています。